更に、益々こんな感じ。


by 43km
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ニッポンのジレンマ

ある所で見てるのだが、

今現在、まだ放送中。

自分からちょうど一回り下のポストバブル世代の若者が資本主義を語っている。

発言数の多いのは
・古市憲寿
・イケダハヤト
・高木新平
この三人。

特に古市の発言が多いようだが、
ちょっと酷い。

彼の経歴は、
大学にAO入試なる制度で入って、卒業。
会社にも大学にも籍を置いていて、
仕事も研究も「楽しい仕事しかしない」ってスタンスらしいが、

他の二人とはちょっと違う。
どうやら辛い、苦しい思いをしたことが無いらしい。
頭も良いし、収入もそこそこ良いし、本も書いてそこそこ売れたのだろう。
僕らの世代以降の人間のように威張った感じは無いのだが、
辛さを知らずに、脳みそと近くにある書籍だけで、世の中を語っているのが
正直な感想として、痛い存在、もっと批判的に言うならば、調子に乗ってる。

イケダハヤトや高木新平は一時期、大企業で働いていて
今はフリーで仕事をしている状態。
これだけでも、苦しく辛い時期もあったのだろう、
イケダハヤトは収入的に厳しいときがあったと語っているのだからそうなのだろう。

人間が個人として、大きく成長するためにはやはり、
それなりの「痛み」が必要である。
なぜならば、自分の痛みを知らずには人の痛みが分からないからだ。
人脈は大事だが、先に書いた痛みが分からない人間と仕事は出来ても
続けられない。短期の関係は果たせるが、中~長期では関係が悪化し
持続不可能な関係、つまり関係が絶たれる。
楽しいだけで仕事をする。楽しくない仕事はしない。
選択は自由だが、個人レベルでも長期の展望は望めないだろう。
自分の範囲以外にも、外にも当然無数の人脈がある、コミュニケーションが存在している限り
緩やかに裾野は狭まるはずだ。

もう一つ、この世代ではこれが当たり前なのか、
それともTVだからか、
はたまたN〇Kに言われているからか分からないが、
意見を言っているが、批判も無いので議論を戦わせている場面が一切無い。
まるで会社のくだらない会議みたい、ただの報告会?
見ていて、決してくだらない分けでは無く、若い世代の考えが聞けるのは非常に面白いが、
彼らは戦いを知らないのではないのか?、疑問が生じる。

そう考えると、ちょっと前まで良く言われていた、「win_winの関係」なんてのが浸透しているのかな?
これ結構間違いで、資本主義がある限りは大なり小なり競争があるのだ、そりゃぁ共闘もあるのだが
永遠の継続は、親子の関係(会社含む)が無い限りは出来ない。利害関係があるので無理なのだ、
結局は他人は他人、身内が大事。下手をすれば、親子や兄弟でも争いは起こる、個は個なのだ。
聴いている限り、彼らは、競争は避けようとしているのではないか?

まだ彼らは30前だし、これからなのだから
今後の経験の中で感じ取ることも可能なのだからとりあえずは良いのか、

彼ら若い世代の人間が
協調性を大事に、夢中になれる楽しい仕事を続けることが出来れば
良いことだが、
番組の主題は資本主義。
競争心がなければ、少子高齢化の日本
全員が「なかよしこよし」で仕事を続ければ、
世界に遅れ、取り残され、やがて新興国や次に続く国にも負ける。

日本が既に組織に於ける、緩やかな死を
ゆっくりと着実に歩み出していることを
認識することが出来たような
そんな感想を抱いた。

少々、悲しいことである。
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by 43km | 2012-09-01 01:50 | talk to oneself